シャニマス3rdライブツアー「PIECE ON PLANET」福岡Day1感想
2nd感想
名古屋公演感想
東京公演感想
初見でないパフォーマンスの感想はどうしても簡素なものになってしまいますので、前回感想も合わせて読んでもらえると嬉しいです。
福岡Day1
3月の2ndライブから始まり、立て続けに公演を重ねてきたシャニマスのリアルライブも、今回の3rdツアー福岡公演で一旦の区切りとなります。 始まる前から一抹の寂しさも少し感じつつも、今回kinzokuseitarai.iconは両日現地のチケットを握っているという豪運に恵まれ、かなり早い段階から福岡遠征の準備を進めていました。
相変わらず感染症リスクが治まる気配がなく、何度目かの緊急事態宣言が発令されている中での遠征はあまり褒められたものではないですが、この状況下で有観客開催を実行して下さった運営の方々には頭が下がる思いです。こちらとしては徹底した感染症対策を行なって安全にライブを終えられるように全力を尽くすのみですね。
福岡公演の会場は、博多から新幹線で30分弱の距離にある、北九州は小倉の西日本総合展示場です。実はこの会場、「大⑨州東方祭」という東方projectオンリーの同人誌即売会の会場としても使われており、自分は8年ほど前に一度行ったことがあります。まあほとんど覚えてないんですけど。 出発時点では雨模様で肌寒かった札幌とは打って変わって、福岡は初夏の雰囲気を纏った晴れ模様でちょっと暑かったですね。
Day1のkinzokuseitarai.iconの座席は、Aブロック18列でした。現地に到着するまで座席配置は分からなかったのですが、ブロックがA〜Dまであり、前から順に配置される形だったので、最前ブロックのやや後方、舞台のやや左側という、まあまあ良い感じの席でした。ガチャ運はアレなのにライブの席運だけは毎回わりと良いんだよな……。
舞台の構成は名古屋と東京のものとほぼ同じ感じで作られていました。キューブ型のリフトや縦長モニターも健在です。
今回の福岡Day1では、風野灯織役の近藤玲奈さん、園田智代子役の白石晴香さんが不在です。このお二人はシャニマス以外のコンテンツでもよく声を聞きますし、スケジューリングが難しいんでしょうね。 福岡公演からはシーズのお二人も参加となっています。前回の東京公演ではアンコールのみのサプライズ出演だったのでイレギュラーな感じでしたが、今回は頭から参加になります。 そのためか、開演前の意気込み動画はシーズの2人によるものでした。紫月さんほんと初々しいですね。 オープニング
社長の挨拶、はづきさんによる注意事項を聞き、名古屋、東京と同じくプラネタリウムのような導入演出から公演が始まりました。オープニング映像は各会場ごとに微妙に違っているようでしたね。今回は会場の音響があまり良くないことには目をつぶって、映像に集中しようと決めた瞬間でもあります。
最初の4曲は、これまでの公演の流れから予想通り、「COLORFUL FE@THERS」シリーズの全体曲から始まり、StWからのMCという流れになりました。名古屋がStella、東京がLunaからだったので、福岡はSolから入って、キューブ型リフトを使うグループもSolの面々だろうと思っていましたがここまでは予想通りです。 ただ、Solににちか、Stellaに美琴を入れてきたのには完全にやられましたね!そ、そうきたか〜!
シーズのお二人は今回頭からの参加になるとはいえ、全体曲とユニット曲のみの参入だろうとタカを括ってました。ソロ曲のチーム割りにも入れてくるのか……。これ、いずれシーズのソロ曲が来た場合のチーム分けがこうなるってことで良いんですかね?ソロ曲を語るには時期尚早ではありますが……。 「GR@DATE WING」シリーズのA面曲メドレーです。2ndから数えると6公演に渡って披露されてきたこれらの楽曲も、ペンライトの振り方とか色々慣れてきて、だいぶ細かいところまでステージを見られるようになってきました。 毎回同じ曲とは言っても、演者さんたちはそれぞれの回で違った気持ちやパフォーマンスの工夫をされていたりするので、今回はどんな違いが見られるのかを楽しみに見ていました。
やっぱり現地でノれるのが一番楽しいです。
後半ユニットB面曲も同じく、前回までの公演の違いを楽しみつつ、見させていただいてました。
今回ノクチルの「あの花〜」ではまた曲中トロッコ移動が行われたんですが、自分のいた席がトロッコの通路のすぐそばだったこともあって、通り過ぎる演者さんがめちゃくちゃ近くてテンション上がりました。無表情にも近い笑顔で手を振る樋口(役の土屋さん)をあんな間近で見られたのはとても良い思い出です。 その後、ノクチルのMCからソロ曲のブロックに移ります。
福岡公演のソロ曲一発目は愛依でした。見たよ、アイドルの愛依。
ハードロックな感じの楽曲で、かなり力のこもった歌声と、ミドルテンポな曲調の割にところどころ激しく動くダンスがめちゃくちゃかっこよかったです。作中でファンに見せている寡黙でミステリアスな愛依がステージ上にいました。愛依サマがギャルなわけないんだよな……!
曲後のMCや、この後のユニット曲披露後のMCもめっちゃ良くて、
「早く(ストレイライトの)二人の感想が聞きたい」
だけ残して次曲準備のために舞台からハケて、その後のユニット曲後に三人揃ったMCでの
愛「(ソロ曲は)どうだった?」
冬「いまここで言うの!?……同じユニットとして活動できて良かった」
あ「異口同音、同じ気持ちだよ」
の流れはマジでユニット愛にあふれてて感動でした。
ソロ2曲目は透でした。背景映像が山や森、川や海などの自然風景になっていて、どこまでも自由な風のように気ままに旅するこの歌と透のキャラクターともマッチしていてとても素晴らしかったですね。
透も何かの拍子にふっといなくなってしまうんじゃないかみたいな不安感を抱えていそうな一面がありますし、舞台上で自然体になっているのを見て、カリスマ性みたいなものを感じずにはいられませんでしたね。
3曲目は恋鐘でした。民家などの建物が並ぶ街の映像を背に、街中をバタバタと駆け回る恋鐘ちゃんがそこにいました。
あのパフォーマンスですごいと思ったところは、結構な小走りで動きつつ歌声がほとんどブレていなかった礒部さんの能力の高さですよね。アンティーカの楽曲でも高いポテンシャルを発揮されてきましたが、ソロだとまた違った曲調で、歌っている一人にフォーカスされるので、改めてそう実感した次第です。
2番からはトロッコに乗って外周しつつのパフォーマンスでした。長崎出身アイドルが、同じ九州は福岡に帰ってきて披露する凱旋ライブみたいな感じにも捉えることができましたし、めちゃくちゃ楽しんでいるのが伝わってきてすごく楽しかったです。
ソロ曲ブロックのラストは千雪さんです。この曲めっちゃ好きなんですよ。「Love Addiction」の別解みたいなイメージを勝手に持っています。 この曲のパフォーマンスについては、ただ純粋にかわいいとしか言い表せないような幸せを感じましたね。
千雪は283プロの年長組ではありますが、大人になりきれない少女性がテーマの一つでもありますし、大人の艶やかさからは一歩引いたかわいさを存分に表現されていたのではないかと思います。いやー、めっちゃかわいいな。そりゃあ「典子……」って言いたくもなるよ。
余談ですが、kinzokuseitarai.iconの席の近くに、左手で白(千雪の個人カラー)のペンライトを10本持ったまま公演を最初から最後まで乗り切った強火の千雪担当がいたんですが、彼の精神は大丈夫だったんでしょうか……?
ソロ曲ブロックが終わり、ユニットB目曲の残り3曲のブロックになります。
ストレイライトは間奏のダンスバトルパートがまた変わってましたね。毎回違うダンスを覚えるの大変そうですが、それをやってくれるのがストレイライトなんだよなぁ。 イルミネの曲が終わり、これまでの公演ではここのMCで「次が最後の曲」と言っていましたが、今回は違います。 まだあのユニットが残っていますね。
もうイントロからかっこよくてテンション爆上がりなんですが、最初の「イェーーーーー」のところでステージの照明が明転して二人の姿がはっきり見えた瞬間の感動も言い知れぬものがありましたよ。
1周目pSSRのフェス衣装を着ての登場です。
にちかはまんまにちかで可愛く、美琴は力強さが引き立っていてかっこよく、ゲームで見たシーズがそこにいました。 楽曲もヒップホップ調でフックを効かせた難しい歌だと思っていましたが、難なく披露されている姿を見て「本当に初披露の舞台に立つ新人か……?」と驚きながら見ていました。
また、この曲はゲーム尺しか公開されていなかったので、フルサイズを聴くのは会場の全プロデューサーも初めてになります。2番も雰囲気を同じくして力強いパフォーマンスを披露されていました。
そして、なんと言っても語るべきは間奏ですよ!
ストレイライトのような1人ずつダンスを披露していくターン制バトル形式ではなく、2人で息を合わせたフォーメーション。 間奏の最後は、互いに背中合わせになって口元に人差し指を立てて「シー」。
これpSSRのフェス衣装イラストのまんまじゃん!!!!!
この瞬間、情報出しの順番とか緻密に構成されたエモさの演出に、鳥肌が立ってしまいました。高山P、やってくれたな……!
いやもう終始興奮しっぱなしの一曲でした。現地で見られて本当に嬉しかった。
興奮冷めやらない感じではありますが、ラストの曲になります。いつものエンディング曲ですね。
今回は6人がトロッコ移動に参加でした。舞台左側からはめぐる、霧子、夏葉が、右側からは甘奈、愛依、美琴が出発だったと思います。
手を振ってくれたりはみんなやってくれるんですが、今回は美琴さんから投げキッスもらっちゃいましたね……!最高かよ〜!
アンコール 〜 業務連絡
もう7回目になる発声禁止アンコールですが、今回は配信視聴者のアンコール総投稿回数が会場モニターに表示されていて、こちらとしても楽しかったです。アンコールっていつ終わるのか分からなくて、ひたすら手拍子し続けるのはなかなか大変だったので、気が紛れる工夫を運営さんが入れてくれたのは非常に嬉しいですね。
さて、今回の新情報ですが、次回のシナリオイベントがアルストロメリアのシナリオになることが発表されました。順番的にそりゃそうだよな。 イベント報酬は甘奈ですが、シナリオ併催のガシャはね、同一ユニットで来るんですよね。
ブライダル限定千雪さんという核爆弾がね!!!
ちょっとだけブライダル甜花ちゃんで期待してた部分もあったんですが、去年のサマーキャンペーン勝ち抜いているので甜花はおそらく7月以降に水着でしょう。この6周目の流れだと恒常で来そうですが……。
この発表で白ペンライト10本持ち千雪担当の彼の精神状態が心配になったのは言うまでもありません。
アンコール1曲目はこの曲から。合わせるのが難しい曲に感じていましたが、公演を経るごとに完成度上がっていってますね。
最後のMCは、今日は泣き崩れるくらいに感極まってしまう人はいませんでしたね。愛依役の北原さんはちょっと危なかったところはありますが、トークで詰まることはありませんでしたし。
透のソロ曲の話で、透役の和久井さんをジーッと見つめる円香役の土屋さんの方が泣きそうだったのは "解釈" なんですよね、これ。
MCの話を聞いていて一つ確信しているのは、翌日のDay2公演ではめぐる役の峯田さんのMCで泣かされるんだろうなぁ、という予想です。
今回はシーズの披露も加わったためかアンコールの曲数が1つ減ってました。まあでも長々とやるよりは収まりがいいかもしれません。 嘘です。わがまま言うと全曲やって欲しいです。
まとめ
シャニマス3rdライブツアー福岡公演Day1の感想を書きました。 翌日のDay2公演はツアーの千秋楽になります。なんとAブロック1列目という最前列の席を用意していただいているので、全力で楽しんでいきたいと思います!